AWSのEメールサービスであるSES（Simple Email Service）の導入手順の確認や初期設定を行います。ドメインでのリソース追加、及びメールドレスでのリソース追加の両方を行っていきます。

AWS SESでのメール送信環境を構築する(Amazon Simple Email Service)

<p>AWS の E メールサービスである SES（Simple Email Service）の導入手順の確認や初期設定を行います。</p>
<h2 id="contents">Contents</h2>
<ol>
<li><a href="#%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E7%92%B0%E5%A2%83">検証環境</a></li>
<li><a href="#ses-%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5%E9%96%8B%E5%A7%8B">SES の導入開始</a></li>
<li><a href="#%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E">対応リージョンの選択</a></li>
<li><a href="#%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90">送信承認ポリシーの作成</a>
<ol>
<li><a href="#%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%A8%BC">ドメインでの認証</a></li>
<li><a href="#%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%A8%BC">メールアドレスでの認証</a></li>
</ol>
</li>
<li><a href="#%E9%80%81%E4%BF%A1%E3%81%AE%E7%A2%BA%E8%AA%8D">送信の確認</a></li>
</ol>
<h2 id="検証環境">検証環境</h2>
<p>今回の作業で必要になるものは以下です。</p>
<ul>
<li>マネジメントコンソールにアクセス可能な AWS アカウント</li>
<li>DNS設定等、使用可能なドメイン</li>
<li>受信可能なメールアドレス</li>
</ul>
<h2 id="ses-の導入開始">SES の導入開始</h2>
<p>まずは AWS の管理画面から、SES のコンソールページへ移動します。</p>
<p>「カスタマーエンゲージメント」に「Simple Email Service 」のアンカーテキストがあるのでそこを押下するか、上部にあるフォームから「SES 」と入力するとページのリンクが表示されます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/TVWpXMMbNEAkFZMKxjKc.png" width="400" height="163" alt="Simple Email Service リンク"></div>
<h2 id="対応リージョンの選択">対応リージョンの選択</h2>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/sdX7nhSBjUE4ZPtyutfW.png" width="400" height="214" alt="リージョンの選択"></div>
<p>[Region Unsupported]<br>
Simple Email Service is not available in アジアパシフィック (東京). Please select another region.</p>
<p>[サポートされていない地域]<br>
シンプルメールサービスはアジアパシフィック（東京）では利用できません。 別の地域を選択してください。</p>
<p>2018 年 2 月時点で東京リージョンでは対応していないので、今回は米国東部 (バージニア北部) を選択します。</p>
<h2 id="送信承認ポリシーの作成">送信承認ポリシーの作成</h2>
<p>ページ遷移したら、送信を行うリソースの設定・認証を行います。</p>
<p>認証には「ドメイン」と「メールアドレス」の２つがあります。</p>
<h3 id="ドメインでの認証">ドメインでの認証</h3>
<p>ドメインをリソースとして追加した場合は、そのドメインでのメール送受信が行えるようになります。</p>
<p>ナビゲーションの「Identity Management 」にある「Domains 」を押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/nsg2b0edHj2yCcnew1hX.png" width="700" height="278" alt="Domains リンク"></div>
<p>「Verify a New Domain 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/NSDCgMIthQPXmuSvUVjD.png" width="746" height="292" alt="Verify a New Domain ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されるので、ドメインを入力。「Generate DKIM Settings 」にチェックを入れ「Verify This Domain 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/a4aFR4VMQeg3bjeZGaxy.png" width="600" height="259" alt="リソース追加フォーム"></div>
<p>DKIMDKIM（DomainKeys Identified Mail）は、電子署名方式の送信ドメイン認証です。送信した電子メールがドメインから発信され、本物であることを証明します。 DKIM の署名は、ドメインの DNS システムに保存されます。 ここで一緒に DKIM の DNS レコードを生成することも、このドメインの DKIM タブで後で行うこともできますが、後で行う理由もないので、ここでレコード生成を行う為にチェックを入れます。</p>
<h4 id="dns設定">DNS設定</h4>
<p>ボタンを押下すると、ドメインのステータスが「保留中の確認（pending verification）」として、検証済み ID のリストに追加されます。 このドメインの検証を完了するために、モーダル表示されている情報を基にドメインプロパイダ側で DNS設定を行います。</p>
<p>今回はお名前.com で行いました。設定したものは「CNAME 」が３つ、「MX 」が１つ、「TXT 」が１つです。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/AHFDCExLBnJmTryI2mTh.png" width="800" height="259" alt="DNS設定画面"></div>
<p>「ViewDetails 」から、再度設定すべき情報にアクセスできます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/Hu8m9hqyTdBNdnOy4PN3.png" width="600" height="230" alt="ViewDetails"></div>
<p>設定を済ませたら、数分待つと、ドメインの所有者宛て（whois で登録されているメールアドレス）に認証完了のメールが届きます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/u4FNPrJSKIsKHaox7SMV.png" width="600" height="164" alt="認証完了メール"></div>
<p>コンソロールを更新すると、ステータスが「pending verification 」から「verified 」へ変わっている事が確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/3IWhrqv8UfR0Hr5dPhgc.png" width="600" height="172" alt="verified"></div>
<p>これでドメイン検証は完了です。</p>
<h4 id="メール送信テスト">メール送信テスト</h4>
<p>検証が完了したので、メール送信テストを行ってみます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/VFdNxvaHL4aeFuYvbH3h.png" width="600" height="222" alt="Send a Test Email ボタン"></div>
<p>一覧から対象ドメインにチェックを入れると、上部にある「Send a Test Email 」ボタンがアクティブになるので、押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/rC9X5jiUBYltai5qH7hq.png" width="600" height="486" alt="テスト送信画面（ドメインリソース）"></div>
<p>送信先などを入力して「Send Test Email 」を押下します。</p>
<p>ちなみに送信先に関しては受信できる任意のメールアドレスで OK です。（ドメインが違っても送信できます）</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/XImlgHkRGrR6fzSk5RzQ.png" width="400" height="104" alt="メール受信"></div>
<p>問題なくメールが届きました。</p>
<p>これでドメインでのリソース追加は完了です。</p>
<h3 id="メールアドレスでの認証">メールアドレスでの認証</h3>
<p>メールアドレスをリソースとして追加した場合は、そのメールアドレスでのメール送受信が行えるようになります。</p>
<p>ナビゲーションの「Identity Management 」にある「Email Address 」を押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/gL57vo84EHlcfM7lyDCU.png" width="700" height="218" alt="Email Address リンク"></div>
<p>「Verify a New Email Address 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/fFJ69C2XJ42zdhw4glJK.png" width="746" height="264" alt="Verify a New Email Address ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されるので、メールアドレスを入力し「Verify This Email Address 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/FJQGZ7GEh7jXfG5vcW1u.png" width="600" height="252" alt="Verify This Email Address ボタン"></div>
<p>入力したメールアドレス宛にメールが届くので、表示されている URL をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/cLRRcd9iRDIZAFMlw03X.png" width="600" height="289" alt="認証メール"></div>
<p>これで認証は完了です。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/imxyqLgR7yT9VNg6XrxD.png" width="600" height="170" alt="認証完了画面"></div>
<h4 id="メール送信テスト-1">メール送信テスト</h4>
<p>一覧から対象ドメインにチェックを入れると、上部にある「Send a Test Email 」ボタンがアクティブになるので、押下します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/XLG64czixCB9CXxWgqn0.png" width="400" height="320" alt="Send a Test Email ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されたら、送信先などを入力して「Send Test Email 」を押下します。（送信先については、FROM と同じでなければ送信できません。）</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/c0CFlpMG3ZTviZ2pnKQH.png" width="500" height="146" alt="メール受信画面"></div>
<p>こちらも問題なくメールが届きました。</p>
<h2 id="送信の確認">送信の確認</h2>
<p>送信されたメールはコンソールからも確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/72/vRQTml0xdFEg5TwH9oLN.png" width="800" height="444" alt="送信確認画面"></div>
<p>①「Sending Statistics 」を押下すると送信ログにアクセスできます。</p>
<p>②の部分を見ると、２通送信されている事が確認できます。</p>
<p>また、現在の状況ではサンドボックスモードなので１日２００通までの送信制限や、メールアドレスでのリソース追加の場合は同一メールアドレスにしか送信できないなど、制限がかかっています。</p>
<p>これを解除するには③にある「Request a Sending Limit Increase 」ボタンを押下し、解除申請を行う必要があります。</p>
<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
<p>以上で SES の初期導入は完了です。</p>
<p>ここからは各々のセッティングで WEB アプリケーションから Amazon SES API を叩いてメール送信を行ったり、SMTP を使用してメールを送信したりと、使い方は様々です。</p>
<p>初期のセッティング自体は難しくないので、是非試してみてください。</p>
<p>Amazon SES 開発者ガイド<br>
<a href="https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/sending-email.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/sending-email.html</a></p>

<p>AWS の E メールサービスである SES（Simple Email Service）の導入手順の確認や初期設定を行います。</p>
<h2 id="contents">Contents</h2>
<ol>
<li><a href="#%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E7%92%B0%E5%A2%83">検証環境</a></li>
<li><a href="#ses-%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5%E9%96%8B%E5%A7%8B">SES の導入開始</a></li>
<li><a href="#%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E">対応リージョンの選択</a></li>
<li><a href="#%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90">送信承認ポリシーの作成</a>
<ol>
<li><a href="#%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%A8%BC">ドメインでの認証</a></li>
<li><a href="#%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%A8%BC">メールアドレスでの認証</a></li>
</ol>
</li>
<li><a href="#%E9%80%81%E4%BF%A1%E3%81%AE%E7%A2%BA%E8%AA%8D">送信の確認</a></li>
</ol>
<h2 id="検証環境">検証環境</h2>
<p>今回の作業で必要になるものは以下です。</p>
<ul>
<li>マネジメントコンソールにアクセス可能な AWS アカウント</li>
<li>DNS設定等、使用可能なドメイン</li>
<li>受信可能なメールアドレス</li>
</ul>
<h2 id="ses-の導入開始">SES の導入開始</h2>
<p>まずは AWS の管理画面から、SES のコンソールページへ移動します。</p>
<p>「カスタマーエンゲージメント」に「Simple Email Service 」のアンカーテキストがあるのでそこを押下するか、上部にあるフォームから「SES 」と入力するとページのリンクが表示されます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/TVWpXMMbNEAkFZMKxjKc.png" width="400" height="163" alt="Simple Email Service リンク"></div>
<h2 id="対応リージョンの選択">対応リージョンの選択</h2>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/sdX7nhSBjUE4ZPtyutfW.png" width="400" height="214" alt="リージョンの選択"></div>
<p>[Region Unsupported]<br>
Simple Email Service is not available in アジアパシフィック (東京). Please select another region.</p>
<p>[サポートされていない地域]<br>
シンプルメールサービスはアジアパシフィック（東京）では利用できません。 別の地域を選択してください。</p>
<p>2018 年 2 月時点で東京リージョンでは対応していないので、今回は米国東部 (バージニア北部) を選択します。</p>
<h2 id="送信承認ポリシーの作成">送信承認ポリシーの作成</h2>
<p>ページ遷移したら、送信を行うリソースの設定・認証を行います。</p>
<p>認証には「ドメイン」と「メールアドレス」の２つがあります。</p>
<h3 id="ドメインでの認証">ドメインでの認証</h3>
<p>ドメインをリソースとして追加した場合は、そのドメインでのメール送受信が行えるようになります。</p>
<p>ナビゲーションの「Identity Management 」にある「Domains 」を押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/nsg2b0edHj2yCcnew1hX.png" width="700" height="278" alt="Domains リンク"></div>
<p>「Verify a New Domain 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/NSDCgMIthQPXmuSvUVjD.png" width="746" height="292" alt="Verify a New Domain ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されるので、ドメインを入力。「Generate DKIM Settings 」にチェックを入れ「Verify This Domain 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/a4aFR4VMQeg3bjeZGaxy.png" width="600" height="259" alt="リソース追加フォーム"></div>
<p>DKIMDKIM（DomainKeys Identified Mail）は、電子署名方式の送信ドメイン認証です。送信した電子メールがドメインから発信され、本物であることを証明します。 DKIM の署名は、ドメインの DNS システムに保存されます。 ここで一緒に DKIM の DNS レコードを生成することも、このドメインの DKIM タブで後で行うこともできますが、後で行う理由もないので、ここでレコード生成を行う為にチェックを入れます。</p>
<h4 id="dns設定">DNS設定</h4>
<p>ボタンを押下すると、ドメインのステータスが「保留中の確認（pending verification）」として、検証済み ID のリストに追加されます。 このドメインの検証を完了するために、モーダル表示されている情報を基にドメインプロパイダ側で DNS設定を行います。</p>
<p>今回はお名前.com で行いました。設定したものは「CNAME 」が３つ、「MX 」が１つ、「TXT 」が１つです。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/AHFDCExLBnJmTryI2mTh.png" width="800" height="259" alt="DNS設定画面"></div>
<p>「ViewDetails 」から、再度設定すべき情報にアクセスできます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/Hu8m9hqyTdBNdnOy4PN3.png" width="600" height="230" alt="ViewDetails"></div>
<p>設定を済ませたら、数分待つと、ドメインの所有者宛て（whois で登録されているメールアドレス）に認証完了のメールが届きます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/u4FNPrJSKIsKHaox7SMV.png" width="600" height="164" alt="認証完了メール"></div>
<p>コンソロールを更新すると、ステータスが「pending verification 」から「verified 」へ変わっている事が確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/3IWhrqv8UfR0Hr5dPhgc.png" width="600" height="172" alt="verified"></div>
<p>これでドメイン検証は完了です。</p>
<h4 id="メール送信テスト">メール送信テスト</h4>
<p>検証が完了したので、メール送信テストを行ってみます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/VFdNxvaHL4aeFuYvbH3h.png" width="600" height="222" alt="Send a Test Email ボタン"></div>
<p>一覧から対象ドメインにチェックを入れると、上部にある「Send a Test Email 」ボタンがアクティブになるので、押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/rC9X5jiUBYltai5qH7hq.png" width="600" height="486" alt="テスト送信画面（ドメインリソース）"></div>
<p>送信先などを入力して「Send Test Email 」を押下します。</p>
<p>ちなみに送信先に関しては受信できる任意のメールアドレスで OK です。（ドメインが違っても送信できます）</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/XImlgHkRGrR6fzSk5RzQ.png" width="400" height="104" alt="メール受信"></div>
<p>問題なくメールが届きました。</p>
<p>これでドメインでのリソース追加は完了です。</p>
<h3 id="メールアドレスでの認証">メールアドレスでの認証</h3>
<p>メールアドレスをリソースとして追加した場合は、そのメールアドレスでのメール送受信が行えるようになります。</p>
<p>ナビゲーションの「Identity Management 」にある「Email Address 」を押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/gL57vo84EHlcfM7lyDCU.png" width="700" height="218" alt="Email Address リンク"></div>
<p>「Verify a New Email Address 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/fFJ69C2XJ42zdhw4glJK.png" width="746" height="264" alt="Verify a New Email Address ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されるので、メールアドレスを入力し「Verify This Email Address 」ボタンを押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/FJQGZ7GEh7jXfG5vcW1u.png" width="600" height="252" alt="Verify This Email Address ボタン"></div>
<p>入力したメールアドレス宛にメールが届くので、表示されている URL をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/cLRRcd9iRDIZAFMlw03X.png" width="600" height="289" alt="認証メール"></div>
<p>これで認証は完了です。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/imxyqLgR7yT9VNg6XrxD.png" width="600" height="170" alt="認証完了画面"></div>
<h4 id="メール送信テスト-1">メール送信テスト</h4>
<p>一覧から対象ドメインにチェックを入れると、上部にある「Send a Test Email 」ボタンがアクティブになるので、押下します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/XLG64czixCB9CXxWgqn0.png" width="400" height="320" alt="Send a Test Email ボタン"></div>
<p>モーダルが表示されたら、送信先などを入力して「Send Test Email 」を押下します。（送信先については、FROM と同じでなければ送信できません。）</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/c0CFlpMG3ZTviZ2pnKQH.png" width="500" height="146" alt="メール受信画面"></div>
<p>こちらも問題なくメールが届きました。</p>
<h2 id="送信の確認">送信の確認</h2>
<p>送信されたメールはコンソールからも確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/72/vRQTml0xdFEg5TwH9oLN.png" width="800" height="444" alt="送信確認画面"></div>
<p>①「Sending Statistics 」を押下すると送信ログにアクセスできます。</p>
<p>②の部分を見ると、２通送信されている事が確認できます。</p>
<p>また、現在の状況ではサンドボックスモードなので１日２００通までの送信制限や、メールアドレスでのリソース追加の場合は同一メールアドレスにしか送信できないなど、制限がかかっています。</p>
<p>これを解除するには③にある「Request a Sending Limit Increase 」ボタンを押下し、解除申請を行う必要があります。</p>
<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
<p>以上で SES の初期導入は完了です。</p>
<p>ここからは各々のセッティングで WEB アプリケーションから Amazon SES API を叩いてメール送信を行ったり、SMTP を使用してメールを送信したりと、使い方は様々です。</p>
<p>初期のセッティング自体は難しくないので、是非試してみてください。</p>
<p>Amazon SES 開発者ガイド<br>
<a href="https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/sending-email.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/sending-email.html</a></p>

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