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【最新】PHPフレームワークLaravelのインストール入門編[5.7/5.6/5.5]

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  • カテゴリ: PHP Laravel
  • タグ: PHP,Laravel,composer,install,5.5,Beginner,5.6,5.7

Laravelのインストールを行います。今や世界でも人気ナンバーワンとなったPHPフレームワークですが、半年に1度メジャーアップデートが行われており、活発に開発が進んでいます。

このページでは、Laravelのインストールについて継続的に更新していくので、バージョンが上がる毎に最新の情報を追加していきます。

尚、本記事ではLaravel 5.7/5.6/5.5のインストール方法を紹介しています。

アジェンダ
  1. Laravelについて
    1. Laravelの歴史
  2. 検証環境
  3. サーバ要件を確認する
  4. Composerインストール
    1. yumコマンドでインストール
    2. ソースからインストール
    3. Windows&XAMPP環境の場合
  5. Laravelインストール
    1. laravelコマンドでのインストール
    2. composerコマンドでのインストール
    3. パーミッションの変更

検証環境

Laravelのインストール作業を行う為の環境は以下の通りです。

ver 5.7/5.6/5.5
  • Linux CentOS 7
  • apache 2.4
  • PHP 7.2/7.1

Laravelについて

インストールはいわゆる入門編、最初の一歩という事でまずは以下おさらいです。

Laravel 公式サイト[日本]
http://laravel.jp
Laravel とは?(以下引用)
  • Laravel は、MVCのWebアプリケーション開発用の無料・オープンソースのPHPで書かれたWebアプリケーションフレームワークである。LaravelはMITライセンスの下でリリースされており、そのソースコードはGitHubにホスティングされている。マイクロソフトの.NETの開発に関わっていたTaylor Otwell が開発した。
  • githubでのスター獲得数がPHPフレームワークの中で最も多いなど、人気のフレームワークの1つとなっている。
  • Laravelの名前は『ナルニア国物語』に登場するナルニア国の王都、ケア・パラベルにちなむ。
  • 引用 - Wikipedia「Laravel」

名前の由来、本当なんですかね笑 テイラーさんナルニア好きだったのかな。

Laravelの歴史

このページで掲載しているバージョンについて当時のLaravelの立ち位置など記録しています。

ver 5.7
2018年9月4日リリース。Laravel人気はさらに上昇傾向。大きなイベントなどの催しも増えてきました。
ver 5.6
2018年2月7日リリース。この頃は検索数がRailsを抜きました。
ver 5.5
2017年8月リリース。5.5はLTS(=long term support)という事で、前回のLTSである5.1(2015/6)からおよそ2年ぶりのLTSリリースとなりました。この頃から、PHPフレームワークの検索数ではトップになりました。

サーバ要件を確認する

Laravelをインストールする為には、サーバのミドルウェアが要件を満たしていないといけません。
各バージョンごとのサーバ要件は以下の通りです。

Laravel 5.7
  • PHP >= 7.1.3
  • OpenSSL PHP Extension
  • PDO PHP Extension
  • Mbstring PHP Extension
  • Tokenizer PHP Extension
  • XML PHP Extension
  • Ctype PHP Extension
  • JSON PHP Extension
  • BCMath PHP Extension
Laravel 5.6
  • PHP >= 7.1.3
  • OpenSSL PHP Extension
  • PDO PHP Extension
  • Mbstring PHP Extension
  • Tokenizer PHP Extension
  • XML PHP Extension
  • Ctype PHP Extension
  • JSON PHP Extension
Laravel 5.5
  • PHP >= 7.0.0
  • OpenSSL PHP Extension
  • PDO PHP Extension
  • Mbstring PHP Extension
  • Tokenizer PHP Extension
  • XML PHP Extension

ExtensionはPHPの拡張モジュールになります。拡張モジュールというのは、C言語で書かれたPHPの特定の機能を提供するモジュールの事です。機能をモジュール化する事でコアソースから分離させ、必要に応じてそれらを組み込んで使う事でPHP自体のソースの肥大化を防いでいます。
[php.net]拡張モジュールの一覧/分類

という事で、簡単にまとめると

  • PHPのバージョンが指定以上である事
  • 指定のPHP拡張モジュールが入っている事

上記2点を満たす事でインストールが可能になります。

PHPのバージョンを調べるには、以下のコマンドを叩きます。

# PHPのバージョンを確認する
php -v

# 実行結果
[demo@localhost ~]$ php -v
PHP
7.2.2 (cli) (built: Jan 30 2018 13:44:49) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.2.2, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
with Xdebug v2.6.0, Copyright (c) 2002-2018, by Derick Rethans

該当のPHP拡張が入っているか確認するには、以下のコマンドを叩きます。

ver 5.7
# PHPのエクステンションを確認
php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$ -e ctype -e json -e bcmath

# 実行結果
[demo@localhost ~]$ php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$ -e ctype -e json -e bcmath
bcmath
ctype
json
mbstring
openssl
PDO
tokenizer
xml
ver 5.6
# PHPのエクステンションを確認
php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$ -e ctype -e json

# 実行結果
[demo@localhost ~]$ php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$ -e ctype -e json
ctype
json
mbstring
openssl
PDO
tokenizer
xml
ver 5.5
# PHP拡張「OpenSSL」「PDO」「Mbstring」「Tokenizer」「XML」が入っているか確認
php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e xml

# 実行結果
[demo@localhost ~]# php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$
mbstring
openssl
PDO
tokenizer
xml

指定のExtensionが入っていれば表示されます。不足している場合はそれぞれの環境に合わせてインストールします。

Composerインストール

Laravelは基本的にcomposerでインストールするので、まずはcomposerをインストールします。ちなみにこのセクションは、Laravelのバージョン関係なく共通の作業手順で行えます。

yumコマンドでインストール

linux環境の場合は、yumコマンドでインストールできます。

# yumコマンドでcomposerをインストール
yum -y install composer

ソースからインストール

もしyumコマンドでインストール出来ない(途中で止まってしまう)場合などは、以下のコマンドでインストールすると確実です。自分でダウンロードしてインストールする方法です。

# tmpディレクトリへ移動
cd /tmp

# composerのインストーラーをダウンロードする
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php

# composerを移動させる
mv /tmp/composer.phar /usr/local/bin/composer

Windows&XAMPP環境の場合

Windows&XAMPP環境の場合は上記手段が取れないので、公式サイトからインストーラをダウンロードしてきてインストールします。
https://getcomposer.org/download/
ソフトをインストールする感じで普通に実行すれば入ります。

ちなみに、もし使用するPHPを選択しろと言われたら、XAMPPの中のPHP(C:\xampp\php\php.exe)を指定します。

インストールが終わったら、以下のcomposerコマンドで、composerがインストールされた事を確認します。バージョン確認のコマンドを叩き、バージョンが表示されればインストールは成功です。

# composerがインストールされているか確認
composer -v

# 実行結果
[demo@localhost ~]# composer -v
______
/ ____/___ ____ ___ ____ ____ ________ _____
/ / / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
/_/
Composer version 1.5.5 2018-00-00 00:00:00

上記のような表示が出たらcomposerのインストールは完了です。composerの場合は上記のように結構ド派手なアスキーアートが出るのでわかりやすいです。

Laravelインストール

それでは下準備も終わったので、早速Laravelのインストールを行います。インストールには「laravelコマンド」または「composerコマンド」の2通りの方法で行う事が出来ます。

laravelコマンドでのインストール

laravelコマンドを使えるようにするためにインストーラを設定します。以下のコマンドを叩きます。

# ディレクトリ移動
cd /root/.config/composer

# Composerを使用し、Laravelインストーラをダウンロード
composer global require "laravel/installer"

# パスを通す
export PATH="~/.config/composer/vendor/bin:$PATH"

次に、プロジェクトを作成します。ここでコマンドを叩くと、実際にLaravelのソースが下りてくるので、インストールしたい場所へ移動してから、以下のコマンドを叩きます。
(「project_name」の部分は任意の名前に変えてください)

ちなみに、laravelコマンドでプロジェクト作成を行った場合は、最新のバージョンがインストールされます。

# laravelをインストールしたい場所へ移動する
cd /path/to/projrct_root

# laravelプロジェクトを作成する
laravel new project_name

composerコマンドでのインストール

もしlaravelコマンドが動作しない、もしくは最新ではない任意のバージョンのLaravelをインストールしたい場合は、composerコマンドからLaravelのインストールを行います。
(「project_name」の部分は任意の名前に変えてください)

Laravel5.7をインストール
# composerコマンドからlaravelプロジェクトを作成する
composer create-project laravel/laravel --prefer-dist project_name 5.7
Laravel5.6をインストール
# composerコマンドからlaravelプロジェクトを作成する
composer create-project laravel/laravel --prefer-dist project_name 5.6
Laravel5.5をインストール
# composerコマンドからlaravelプロジェクトを作成する
composer create-project laravel/laravel --prefer-dist project_name 5.5

パーミッションの変更

インストールが完了したら、キャッシュやログ系などのディレクトリのパーミッションを変更します。
以下の通り、laravelディレクトリへ移動し、chmodコマンドを叩きます。

# laravelディレクトリへ移動
cd /path/to/project_root/laravel

# storageのパーミッションを変更
chmod -R 777 storage

# bootstrap/cacheのパーミッションを変更
chmod -R 777 bootstrap/cache

これでインストール作業は完了です。実際にブラウザからアクセスしてみましょう。

Laravel初期ページ

Laravelのwelcomeページが表示されたら、インストールは完了です。
おめでとうございます!Laravelの世界へようこそ!

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